正解のない領域に踏み出す。
生成AI推進グループは平均年齢26.9歳のメンバーで構成されています。JIG-SAWでも新しい挑戦として、AIをどのように事業に取り込むかを模索するところからのスタートでした。その責任者として私が任命されました。最初は本当にゼロの状態。生成AI専門の部署がなかったため、立ち上げメンバー全員が手探りで動いていました。正直、最初の頃は何を基準に進めればいいのかもわからない。けれど、誰も正解を知らない状況だからこそ、動いた分だけ道ができる。試して、失敗して、修正して、その繰り返しの中で少しずつ形になっていきました。生成AIの世界は、進化のスピードが圧倒的に速い。1カ月前に通用していた手法が、もう古くなることもあります。だからこそ、完璧を目指すより、まず動く。走りながら考える方が圧倒的に早い。そうしたスピード感が、JIG-SAWらしさだと思います。
また、生成AI推進は代表取締役直下の組織として位置づけられているため、プロジェクトの方向性や戦略を代表と密にコミュニケーションしながら進めています。意思決定のスピードが速く、議論した内容がすぐ事業の動きに反映されていく。そんなダイナミックな環境の中で、「生成AIをどう活用すればお客様に価値を届けられるか」をテーマに、新しいサービスの構想を進めています。“AIで効率化”はもちろん、“AIで創造する”。JIG-SAWが培ってきた自動化・運用の技術をベースに、AIが自律的に判断・行動できる仕組みを目指しています。