世界を見て気づいた、“挑戦する”という生き方
「メコン川を下ってみないか?」。高校3年のとき、通っていた学習塾の先⽣に突然言われました。進路に迷っていた私は、最初は驚きましたが、なぜか⾯⽩そうと思って、迷わず「⾏きます!」と答えました。あの瞬間の直感は、今思えば自分らしかったと思います。そこで見た世界の広さに衝撃を受け、「自分の目でもっと世界を見たい」という思いが生まれました。帰国後、高校を休学して女子高生として初の世界一周を目指し、クラウドファンディングで資金を集めることに挑戦。自分たちでサイトを立ち上げ、地元の店舗を訪ね歩き、4か月で目標金額を達成しました。旅の途中では、コロナ禍による混乱で国境が閉じるなど、想定外の事態にも多く直面しましたが、その度にどう動くかを自分で考え、行動するしかありませんでした。この経験から「挑戦は不安よりも面白い」という感覚を掴みました。
こうして世界を見てきた中で、「次に挑戦するなら、成長のスピードが速く、自分の力がダイレクトに試せる環境に身を置きたい」と強く思うようになりました。大きな組織の一部になるより、変化が激しく、若いうちから裁量を持てる場所で挑みたい。そんな思いを抱えていたとき、JIG-SAWと出会いました。「ここなら考えたことをすぐ行動に移せる」「挑戦する人を受け止めてくれる」そんな空気を感じました。動くことで道がひらける感覚を、社会に出ても続けたい。そう思ってJIG-SAWを選びました。